埋め立て承認受け県議会臨時会開催へ

　普天間基地の移設問題で、仲井真知事が辺野古の埋め立てを承認したことについて、県議会はあさってから２日間の日程で臨時議会を開き、知事に説明を求めることを決めました。
　野党会派は、辺野古移設の断念を求める意見書を提出する方針です。

　県議会はきょう、議会運営委員会を開いて、仲井真知事が普天間基地の移設に向けた名護市辺野古の埋め立てを承認したことについて対応を協議しました。
　このなかで、今月９日からの２日間の日程で臨時議会を開き、各会派１人ずつの代表が承認の判断について知事に質疑を行うことを決めました。
　野党会派は、辺野古移設を断念し、普天間基地の閉鎖・撤去を実現するよう政府に求める意見書を提出する方針です。
　これに対し、自民党は独自の意見書案を出すことを検討しており、審議の行方は不透明です。