県議会が辺野古断念求める意見書可決

　県議会は１０日の本会議で、普天間基地の名護市辺野古への移設の断念を求める意見書を与党・公明会派と野党会派の賛成多数で可決しました。

　県議会本会議では、与野党が提案した普天間基地の移設に関する２つの意見書を審議しました。
　普天間基地の閉鎖・撤去と辺野古移設の断念を求める野党案に対し、与党案は辺野古移設には触れず政府に一日も早い普天間基地の返還と危険性除去を求めています。
　賛成・反対討論の後に行われた採決の結果、野党案は与党・公明会派も含めた賛成多数で可決されました。
　一方、与党案は反対多数で否決されています。