トレーラー６人死傷事故　関係先を家宅捜索

　今月１３日、北中城村でトレーラーで運搬中の橋げたが車２台を直撃し３人が死亡した事故で、警察は１７日、トレーラーを所有する会社など関係先を家宅捜索しました。

　警察は１７日午前、うるま市にあるトレーラーを所有する会社と、西原町にある工事の元請け会社を家宅捜索し、証拠品を押収しました。
　この事故は今月１３日北中城村瑞慶覧の国道でトレーラーの荷台部分が対向車線にはみ出し、長さおよそ２３メートルの橋げたが軽乗用車２台を直撃し男女３人が死亡、３人が重軽傷を負ったものです。
　この事故で、トレーラーの後ろの荷台部分の向きをロックし忘れて事故を引き起こしたとして、警察は１６日、この操作の担当者で、事故当時助手席に乗っていた沖縄市泡瀬の会社員名幸学容疑者３６歳を自動車運転過失致死の疑いで逮捕しました。
　調べに対し名幸容疑者は「自分が忘れてしまったかもしれません」と容疑を認めているということです。