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知事政治的理由で不承認は「裁量逸脱」

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 県議会の代表質問で仲井真知事は普天間基地の移設に向けた名護市辺野古の埋め立て承認について政治的な理由で不承認とすることは「裁量の範囲を逸脱する可能性がある」と述べました。

 県議会2月定例会は28日、各会派による代表質問の最終日を迎えました。
 普天間基地の辺野古移設に向けた埋め立て承認について「県民世論を無視したものだ」と問われたのに対し、仲井真知事は「法律に適合している」とあらためて説明した上で、政治的な判断は困難だという認識を示しました。
 「色々な思い、意見等で不承認することはその裁量の範囲を逸脱している可能性もあると思料されることから、これらを理由に不承認とすることは困難であると考えております」(仲井真知事)
 一方、カジノを含む統合リゾートについて高良副知事は2007年度から今年度までの7年間におよそ7000万円を調査・研究のためにあててきたとした上で、県民コンセンサスを前提に引き続き検証を進めていくと述べました。
 県議会は週明けから4日間の日程で一般質問が行われます。




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