八重山地区の公民教科書を巡り国が是正要求を出したことを受け、竹富町教育委員会は24日、対応を協議し、国の是正要求には応じないことを確認しました。
2011年に開かれた八重山地区の採択地区協議会では、中学の公民で「育鵬社」の教科書が選ばれました。
しかし、竹富町教育委員会は、現場の教師の評価が最も低かった育鵬社が選ばれたのは選考方法に問題があるとして、「東京書籍」を使用してきました。
これに対し、文部科学省は今月14日、竹富町に対して是正要求を行い、新年度から採択地区協議会が選んだ教科書を使うよう求めていました。
24日に開かれた竹富町教育委員会の定例会議では、4人の委員が対応を協議し、その結果、是正要求には従わず新年度も東京書籍の教科書を使うことが確認されました。
「竹富町の教育現場は決して荒れてるわけでもないし、非常に明るく教育活動が行われているのに、なぜこういうところに、こういう現場に今更是正要求があるのか」(竹富町教育委員会・慶田盛安三教育長)
竹富町教育委員会では、法律の専門家や学識経験者の意見を聞きながら是正要求に対する不服申し立てを行うのか判断する方針です。
2011年に開かれた八重山地区の採択地区協議会では、中学の公民で「育鵬社」の教科書が選ばれました。
しかし、竹富町教育委員会は、現場の教師の評価が最も低かった育鵬社が選ばれたのは選考方法に問題があるとして、「東京書籍」を使用してきました。
これに対し、文部科学省は今月14日、竹富町に対して是正要求を行い、新年度から採択地区協議会が選んだ教科書を使うよう求めていました。
24日に開かれた竹富町教育委員会の定例会議では、4人の委員が対応を協議し、その結果、是正要求には従わず新年度も東京書籍の教科書を使うことが確認されました。
「竹富町の教育現場は決して荒れてるわけでもないし、非常に明るく教育活動が行われているのに、なぜこういうところに、こういう現場に今更是正要求があるのか」(竹富町教育委員会・慶田盛安三教育長)
竹富町教育委員会では、法律の専門家や学識経験者の意見を聞きながら是正要求に対する不服申し立てを行うのか判断する方針です。