八重山地区の教科書を巡り、国は、竹富町に対し、ほかの2つの自治体と同じ教科書を使うよう是正要求を出していますが、こうした動きについて理解を深めようと、8日夜、那覇市で学習会が開かれました。
市民団体が開いた学習会には、およそ60人が参加し、育鵬社と東京書籍の教科書の違いや国の是正要求の問題点などについて意見を交わしました。
このなかで、琉球大学の山口剛史准教授が、竹富町への是正要求は、教育の管理強化を進める今の政府の姿勢を表していると指摘し、次のように述べました。
「この(是正)要求自体は不当で無法なもの、違法な要求だということを確認しておきたい。こんな要求につきあう必要はない」(山口剛史准教授)
竹富町の教育委員会は、10日に臨時会議を開き、国の是正要求に対し不服申し立てを行うか判断することにしています。
市民団体が開いた学習会には、およそ60人が参加し、育鵬社と東京書籍の教科書の違いや国の是正要求の問題点などについて意見を交わしました。
このなかで、琉球大学の山口剛史准教授が、竹富町への是正要求は、教育の管理強化を進める今の政府の姿勢を表していると指摘し、次のように述べました。
「この(是正)要求自体は不当で無法なもの、違法な要求だということを確認しておきたい。こんな要求につきあう必要はない」(山口剛史准教授)
竹富町の教育委員会は、10日に臨時会議を開き、国の是正要求に対し不服申し立てを行うか判断することにしています。