恩納村で大麻栽培１億８０００万円分押収

　恩納村のビニールハウスで大麻草を栽培していた５５歳の男が逮捕・起訴されました。
　押収された大麻は、過去５年で最も多い１億８０００万円分にのぼります。

　大麻取締法違反の疑いで逮捕・起訴されたのは恩納村の無職島袋正美被告(55)です。
　九州厚生局沖縄麻薬取締支所によりますと島袋被告は、家族が所有する恩納村のビニールハウス２棟で大麻草１２８株を販売目的で栽培した罪などに問われています。
　島袋被告の自宅からは乾燥大麻およそ６．７キログラムも押収され、栽培していた大麻草とあわせると末端価格は１億８０００万円にのぼるとみられています。
　これは、県内では過去５年で最も多い押収量だとということです。
　取調べに対し島袋被告は容疑を大筋で認めたうえで、「オランダから種子を持ち帰って栽培した」などと供述しているということです。
　この事件を巡っては客や関係者ら４人も乾燥大麻を所持していた容疑などで逮捕されています。