県議会　基地問題の対応で質疑

　県議会は６日、一般質問が始まり、普天間基地の移設を巡る知事の対応などについて質疑が行われました。

　「公約は実現するためのものであって、その実現に向かって一生懸命頑張るってのがこれは当然のことだと思っていますよ」（仲井真知事）
　仲井真知事は、普天間基地の県外移設を求める公約を全うするかという質問に対してこのように述べ、自らの公約実現に向けて努力することを強調しました。
　また、「県外の飛行場への移設が早期に解決できる」と述べ、県外移設を求める理由を改めて説明しました。
　一方、今月２日、普天間基地の県内移設反対の意見書を全会一致で可決した那覇市議会ではこの日、代表質問が始まりました。
　翁長市長は県外移設を求める取り組みについて次のような見方を示しました。
　「那覇市議会の行動にも見られるように、オール沖縄の火種はまだ残っています」「これがオール沖縄を堅持することにつながり、これからの展開への礎になるのではないかと感じております」（翁長雄志那覇市長）