新型インフルエンザ検疫訓練

　新型インフルエンザの国内での感染を水際でくい止めようと、那覇市で訓練が行われました。

　新型インフルエンザは、通常の季節性インフルエンザと違い、免疫を持つ人がほとんどいないため大流行を引き起こす恐れがあります。
　２１日に実施された訓練は那覇検疫所が開いたもので、県や保健所、病院の職員など、３５人が参加しました。
　訓練は、海外で新型インフルエンザに感染したとみられる患者が那覇空港に到着したという想定で行われました。
　発熱やせきなどの症状を訴える患者の男性を医師が診断し、感染の疑いが強いと判断、隔離施設のある病院に搬送するまでの手順を確認しました。
　那覇検疫所ではこうした訓練を通して関係機関との連携を強めたいとしています。