野党４会派　知事に辞任求める声明

　普天間基地の移設問題で県議会の野党４会派が２７日記者会見し、仲井真知事に対し名護市辺野古の埋め立て承認の取り消しと辞任を求める声明を発表しました。声

　明を発表したのは県議会野党４会派の議員およそ２０人です。
　声明では、１月１９日の名護市長選挙で移設反対を掲げた稲嶺市長が再選し名護市民は新たな基地建設を拒否したと指摘、仲井真知事に対し、辺野古の埋め立て承認を取り消すことや知事職の辞任を求めています。
　また、２月中旬から始まる県議会２月定例会について野党会派は、普天間移設問題をめぐる仲井真知事の姿勢を追求するとともに、県から提案される来年度予算案についても厳しく対応していくとしています。
　会見後、４会派の議員らは県庁を訪れ、県の親川基地防災統括監に声明文を手渡しました。