電気自動車の可能性考える

　ＥＶ、いわゆる電気自動車の可能性やエコカーをどのように沖縄観光にいかすかを考えるイベントが７日、宜野湾市で開かれました。

　このイベントは、経済産業省などが開いたもので、車の点検や整備を学ぶ専門学生が電気自動車に試乗し最新技術を体験しました。
　電気自動車は燃費がよく、二酸化炭素を出さないため環境に優しいというメリットがありますが、その一方で、ガソソン車と比べて走向距離が短いほか、充電できる場所が少ないのが現状です。
　しかし、電気自動車の普及を推進する団体は、比較的小さな島々からなる沖縄は電気自動車の利用に適していると話します。
　「（沖縄は）島という特質がありますから」「ＥＶ（電気自動車）の走行距離の問題からいうと、沖縄は（解決策として）あてはまるのかなと」（次世代自動車振興センター・荻野法一さん）
　また、シンポジウムでは、観光が専門の琉球大学の下地芳郎教授が「電気自動車を広めることで、環境に優しい観光地としてイメージアップし、他府県との差別化につながる」と電気自動車のもつ可能性について述べました。