那覇市の小学校　サンゴを学ぶ特別授業

　サンゴの日の５日、こどもたちに自然豊かな沖縄の海について知ってもらおうと那覇市の小学校で特別授業が行われました。

　これは、サンゴの再生活動に取り組む県内企業のグループが、環境保全に関心を持ってもらおうと開いたもので、開南小学校の６年生６９人が参加しました。
　児童たちは、サンゴの役割や仕組みについて学んだあと、移植のための「ベビーサンゴ」作りに挑戦し、３センチほどの枝サンゴを台座に固定する作業に取り組みました。
　また、ヒトデやナマコなどに実際に触れ海の生き物に理解を深めました。
　「沖縄はもともといろんな魚がいたから、昔みたいにもっと増えたらいいなと思った」（女子児童）「サンゴ礁がどれだけ大事なのかということがわかった」（男子児童）
　児童たちは、海の生態系を支えるサンゴの大切さを実感した様子でした。