ＰＥＤの防疫体制の確立を要請

　子豚が感染すると高い確率で死ぬＰＥＤ・豚流行性下痢の感染拡大を防ぐため、畜産農家らが２５日、県に対し、防疫体制の確立を要請しました。

　ＰＥＤ・豚流行性下痢は、ウイルス性の伝染病で人には感染しませんが、子豚が感染すると高い確率で死にます。
　県内では去年１０月に初めて発生が確認され、本島内の４つの農場で２４０頭あまりが発症し、７５頭が死んでいます。
　これを受け、ＪＡおきなわ中央会や畜産農家でつくる県養豚振興協議会などが県庁を訪れ、「さらなる感染拡大は畜産業に打撃を与え、豚肉の消費の減少も危惧される」として、防疫体制の確立や風評被害への対策などを求めました。
　県は、生産団体と連携しながら防疫体制を強化する方針です。