県議会野党会派が不承認を要請

　県議会野党会派の議員らは２０日名護市辺野古の埋め立て申請について知事が承認しないよう県に要請しました。

　要請したのは県議会野党会派の議員らで「県民世論や法令、地元の名護市長の意見などを踏まえると承認はあり得ない」としたうえで知事が埋め立てを承認しないよう求める要請書を高良副知事に手渡しました。
　これに対して高良副知事は「県外移設を求める知事の姿勢は変わっていない」としながらも最終的には承認申請の審査結果を踏まえ仲井真知事が総合的に判断するという認識を示しました。
　また、環境保護団体が２０日、会見を開き「国の環境保全策は公有水面埋め立て法をクリアしていない」として埋め立てを承認しないよう求める緊急声明を発表しました。
　声明は、県内外１６の環境団体や平和団体が賛同しています。