労働者を劣悪な環境で働かせるいわゆる「ブラック企業」に、県内では少なくとも21社があてはまることが分かりました。
調査は厚生労働省が全国一斉に行ったもので、県内では沖縄労働局が、過去の労働相談の内容などから27社を抽出し、去年9月の1か月間の状況を調べました。
それによりますと労使間で決めた残業時間を超えて従業員を働かせていた企業は17社で、このうち過労死の危険性が高いとされる月80時間を超える時間外労働があった企業が5社、100時間を超えるケースも3社ありました。
また、残業代を支払わないいわゆる「サービス残業」も10社で確認されたということです。
27社中、違反があった企業は21社にのぼり、業種別でみると製造業が8社、飲食店などの接客・娯楽業が7社と多くを占めています。
沖縄労働局では県内企業に対し、適正な労働環境を確保するよう指導監督していく方針です。
調査は厚生労働省が全国一斉に行ったもので、県内では沖縄労働局が、過去の労働相談の内容などから27社を抽出し、去年9月の1か月間の状況を調べました。
それによりますと労使間で決めた残業時間を超えて従業員を働かせていた企業は17社で、このうち過労死の危険性が高いとされる月80時間を超える時間外労働があった企業が5社、100時間を超えるケースも3社ありました。
また、残業代を支払わないいわゆる「サービス残業」も10社で確認されたということです。
27社中、違反があった企業は21社にのぼり、業種別でみると製造業が8社、飲食店などの接客・娯楽業が7社と多くを占めています。
沖縄労働局では県内企業に対し、適正な労働環境を確保するよう指導監督していく方針です。