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ハラール勉強会

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 イスラム教の戒律に沿った食事=ハラールについて学び、イスラム圏の顧客を獲得しようと勉強会が開かれました。

 きょうの勉強会は県物産公社が開催したものでイスラム教徒が多い東南アジアなどへの進出を考えている食品加工業者やホテルの関係者などおよそ90人が参加しました。
 この中で、ハラル・ジャパン協会の佐久間朋宏代表理事は、日本国内にもすでに18万人を超えるイスラム教徒がいて、その食品市場だけでも900億円を超えていると紹介、「日本にいるイスラム教徒に向けた商品開発やホテルの受け入れ体制等を学べばチャンスはある」と訴えました。
 ハラールとは、豚肉やアルコールを含まないなどイスラム教の戒律に沿った食事の事です。
 経済成長著しい東南アジアには4億人近くのイスラム教徒がいる事から有望市場として注目されハラールにも関心が高まっています。
 国内の食品メカ―ではハラールに適合している事を示すハラール認証を取得する企業が増えてきていますが、ヤクルトは東南アジアだけで1日あたり700万本を売り上げるまでに浸透しているといいます。
 県物産公社では具体的な事例を集めたハラールに関する勉強会を開催していますがまずは、イスラム圏からの観光客への調査をさら深めて可能性を探りたいとしています。





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