Quantcast
Channel: 琉球放送-R_NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 874

辺野古埋め立て 知事「年内に結論」

$
0
0
 普天間基地の移設問題で仲井真知事は、辺野古の埋め立て承認申請について、「承認するかしないか年内に結論を出せればいいと思う」と述べ、今月中に判断する考えを表明しました。

 「早ければ年内ということで事務処理はやってもらっておりましたが、何とか年内には、承認するしないの結論は出せたらいいと思っております」(仲井真知事)
 13日午前に行われた公明党県本部との会談で仲井真知事は、国の埋め立て申請に対する判断時期について、公有水面埋立法にもとづく事務手続きが完了すれば今月中に判断したいという考えを初めて示しました。
 一方、公明党県本部は普天間基地の移設問題についての提言書を手渡しました。
 「(普天間飛行場は)県外移設を求めるべきであるということです。そしてこの辺野古移設の意見書については不承認を判断して頂きたいという思いです」「今回の内外から注目されている知事の判断については賢明な判断を期待を申し上げたい」(公明県本部・金城勉幹事長)
 「ほとんどの沖縄の人が賛成のご意見と思う。ですから、私も基本的に私もその通りと思っているので」「参考にしながら、ベースにしながら結論を出せたらと思っておりますので」(仲井真知事)
 仲井真知事は提言について「重く受け止める」と述べ、埋め立て許可の判断材料の1つにしたいという考えを示しました。
 この後開かれた記者会見で公明党の金城勉幹事長は仲井真知事に不承認を求めた理由について次のように説明しました。
 「県民の今の意向、そしてこれまでの歴史的な経緯。沖縄県が受けてきた政府からの色んなな扱い。そういう県民の思いを背に受けて議員としてやっていますから」「知事の判断に影響を、参考にしていただける方針を明記した方がいいだろうと」(公明党県本・金城勉幹事長)
 知事への提言書では沖縄の過重な基地負担を指摘したうえで、辺野古移設ができなければ普天間基地が固定化するとする議論は断じて容認できないと強調しています。
 また、埋め立て申請に対する仲井真知事の判断について、糸洲代表は「提言した以上はぶれない判断をしてほしいと期待している」と述べ知事の不承認に期待感を示しました。





Viewing all articles
Browse latest Browse all 874

Trending Articles