ヘリ墜落事故で県・宜野座村が環境調査　ハンセン

　２０１３年８月アメリカ軍ヘリがキャンプ・ハンセンに墜落した事故で県や宜野座村が１７日初めて現場での土壌調査を行いました。
　２０１３年８月、アメリカ軍のＨＨ‐６０ヘリが宜野座村のキャンプ・ハンセンに墜落した事故をめぐってはこれまで、事故現場への立ち入りが許可されず、県や宜野座村は周辺の環境調査や隣接する大川ダムの水質調査を行ってきました。
　事故から７か月以上がたち調査のための事故現場への立ち入りが１７日初めて認められ県や宜野座村の職員ら１４人が現場で１０か所から土壌を採取しました、一方で、今回の立ち入りでは県による独自の放射能調査は許可されず、日本側の立会いの下アメリカ軍側が測定を行いました。
　この事故現場では２０１３年１１月アメリカ軍の調査で土壌からヒ素など環境基準値を超える有害物質が検出されていてその後、アメリカ軍が土砂の除去作業を行っていました。
　県によりますと１７日採取した土壌の分析には１か月程度かかるということです。