八重山地区の中学の公民教科書をめぐり、竹富町教育委員会は、国からの是正要求に対し不服申し立てをしないとしたうえで、単独で教科書を採択できるよう県に求める考えを明らかにしました。
3年前の教科書選定で、竹富町教育委員会は、八重山地区の採択地区協議会の手続きに問題があるなどとして、協議会が選んだ育鵬社の教科書ではなく、東京書籍を使用してきました。
これに対し、国が先月、同じ地区の石垣市や与那国町と同じ教科書を使うよう是正要求を出したため、竹富町教育委員会は不服申し立てを行うか検討を重ねてきました。
竹富町教育委員会は11日、会見を開き、国の是正要求には応じないものの、教育現場がさらに混乱する懸念があるとして、不服申し立ては行わないことを明らかにしました。
また、教科書無償措置法の改正により市町村単位の教科書採択が可能となるため、竹富町教育委員会は八重山地区の採択地区協議会を離脱し、単独で教科書を採択できるよう県に求めていく方針を明らかにしました。
3年前の教科書選定で、竹富町教育委員会は、八重山地区の採択地区協議会の手続きに問題があるなどとして、協議会が選んだ育鵬社の教科書ではなく、東京書籍を使用してきました。
これに対し、国が先月、同じ地区の石垣市や与那国町と同じ教科書を使うよう是正要求を出したため、竹富町教育委員会は不服申し立てを行うか検討を重ねてきました。
竹富町教育委員会は11日、会見を開き、国の是正要求には応じないものの、教育現場がさらに混乱する懸念があるとして、不服申し立ては行わないことを明らかにしました。
また、教科書無償措置法の改正により市町村単位の教科書採択が可能となるため、竹富町教育委員会は八重山地区の採択地区協議会を離脱し、単独で教科書を採択できるよう県に求めていく方針を明らかにしました。