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「共生社会」を学ぶ海外研修へ出発

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 障がい者に対する差別の解消を目指す「共生社会条例」の施行から1か月がたちます。

 条例づくりに関わってきたNPOのメンバーが福祉の先進国などの事例を学ぶため、7日、海外に向けて出発しました。
 海外への視察に出発したのは、宜野湾市のNPO法人「沖縄県自立生活センター・イルカ」のメンバーら5人です。
 7日に行われた出発式で、メンバーが海外視察に向けた意気込みを語りました。
 イルカのメンバーらは、2008年に障がい者への差別をなくす条例の制定を目指した活動をスタート、仲井真知事に3万人あまりの署名を提出するなど取り組みを進め、先月1日の条例施行にこぎ着けました。
 メンバーは、この日から1か月間にわたる視察で、福祉の先進国として知られるスウェーデンとデンマークの病院や教育現場を訪れるほか、中央アジアの3か国の福祉の現状を視察します。
 メンバーは、今回の視察を「共生社会条例」の今後の運用にいかしたいとしています。

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