「国際物流拠点ハブ」活用推進シンポジウム

　国際物流の拠点を目指している県はきょう那覇市でシンポジウムを開き「貨物ハブ」の活用を呼びかけました。

　このシンポジウムは、那覇空港を拠点にした国内とアジアを結ぶ貨物便ネットワーク「沖縄国際物流ハブ」を県内のメーカーに積極的に活用してもらおうと県などが開いたものです。
　この中でポータルサイト運営会社、ヤフー香港のリサ・タム部長が講演し、インターネットを使った買い物の多様化など新しいビジネスモデルの形態について説明しました。
　また、シンクタンクの担当者からは海外での県産品の評判について、「県産品は個性があるが、マーケティング力が欠ける」などの指摘がありました。
　アジア各国と近距離にあり２４時間稼働している那覇空港を活用し生鮮品を翌日に届ける事業が始まるなど国際物流拠点としての沖縄の機能は高まっており、県は日本とアジアを結ぶ架け橋となることを目指しています。